病気の私に勇気と希望を与えてくれたインコ

主人と結婚して、子供が欲しいと思っていたが、なかなか赤ちゃんは私たちのもとにはやってきません。

念のためということで病院で検査したところ、私の卵巣に腫瘍ができていることが判明。赤ちゃんを待つどころか腫瘍の検査ばかりで本当に気が滅入る毎日。

そんなときに、主人がペットを飼ってみてはどうだ、俺が仕事に行っている間1人で寂しいだろう、話し相手がいたほうがいいよね、と提案してくれたので、当時の住まいのアパート、話すならインコだよね、ということで迷わずセキセイインコを買いに近所のペットショップへ。

値段はセキセイインコのヒナで1800円とお手頃価格だっと思います。

ヒナからの飼育だったから赤ちゃんを育てるのと一緒。

なかなか体温調節がうまくできない赤ちゃんインコを主人と二人で必死であたため、エサを上手に食べることができず、吐き戻しをするたびに看病し、動物病院に連れ行ったりと、想像以上に病院のお世話にもなりました。

インコは最初の数か月が勝負なので、赤ちゃんを脱する時期までは、ほとんどつきっきりで育て、ようやく幼少期から成熟期へと成長。ここからさきは猛特訓でおしゃべりを教え、名前と住所をひたすらくりかえし言えるようになるまでは、それほど時間がかかりせんでした。

最終的には、桃太郎の昔話を唱えるようになり、それはそれは立派なインコになった主人と喜ぶ毎日。

そんな楽しい月日を送ってると病気のことも忘れがちになり、腫瘍も悪性ではないだろうということで再び赤ちゃんを待つことに。

そして1年後、かわいい女の子が生まれ、我が家は主人と私とインコと娘の4人家族になりました。

お腹のなかに娘がいるときからすでに名前をつけていたため、我が家のインコはすぐに娘の名前を呼ぶようになり、今ではインコのお世話には大事なインコのおうちの掃除とエサやり、そして大事な室内での放鳥を娘が率先してやってくれています。

さらに驚くことに、セキセイインコは、地震に敏感なのか、地震が起こる少し前からものすごく鳴くことが多く、我が家は地震予知までとはいかないものの、何か異常を知らせてくれることもありとても大切な存在です。