長年育てた金魚1匹にヒーターを購入しました

長男がお祭りですくってきた金魚が長生きせず、1匹だけになり、5年の間にとても大きく育ちました。

5年という月日もあり愛着もあり大切に育てました。

ただのフナ金(和金)で大型魚の餌として売られているような種類です。

フナ金(和金)、私たちにとっては大切な家族

しかし、私たちにとっては大切な家族でした。

 

金魚が白点病にかかってしまい、体に白い点々とした水カビがついて、元気がなくなっていきました。

たくさん調べた結果、水温を28℃にあげることが書いてあり、ペットショップへ急ぎました。

5千円近くする観賞魚用の水槽に入れるヒーターを悩みに悩んで購入

観賞魚用の水槽に入れるヒーターが何種類か置いていました。

固定の温度までしか上がらないものが多く、そのほとんどが28℃以下でした。

自分で30℃まで上げれるヒーターを見ると、5千円近くして。

 

そこで、悩んでしまいました。

 

ここで、もし購入しても金魚がダメだったらもうこのヒーターを使う事はないので。

 

しかし、小学生の子どもたちも状況が分かっているし私が手ぶらで帰ったら、どんな顔するのか、どんな気持ちになるのか怖かったです。

悩みに悩んで、購入して帰りました。

ヒーターを入れて、しばらくすると、みるみるうちに回復して泳ぎ方も元気になりました。

子どもたちの顔を見ると、ほっとしました。

金魚とのお別れ

しかし、しばらくしてから帰省から帰宅すると、金魚がしんでいました。

 

下の子は泣いていました。

上の子は普段から泣くタイプではありませんが、一生懸命こらえているのが分かりました。

 

一緒に土に埋めに行こうと言って3人で行きました。

下の子は、ごめんね、と言ってお別れをしました。

上の子は、ビニールに入った金魚を、離すことが出来ずにずっと撫でていました。

 

辛いですが、大小関わらず、ペットは家族です。

数年経ちましたが今は生き物が飼えません。

ヒーターも使うことはないでしょう。

 

でもあの時救いたい気持ちが勝って、元気な姿も見れて後悔はしていません。